2016年12月 3日 (土)

もう12月。。。

去年の12月パリに引っ越して、ほんとにいろんな経験した1年でした。1年後の12月、私はアンジェにいるなんて、全く想像できなかったなぁって思います。今年一年すっごく大変だったけど、その分たくさんたくさん勉強できて、ひとまわり大きくなれた自分がいると思います。

先日パリのプレフェクチュール(県庁)にビザの状況を聞きに行きました。その結果は予想もつかぬ返事・・・・SMSで受け取る連絡をもらうということになってましたが、だれがそう言ったの?1月にランデブーでしょう?というまるでふりだしに戻る回答・・・やっぱりここは日本じゃなくてフランスだった。。。覚悟はしてたのでそんなにはがっかししなかったけど、気持ち上げてアンジェに帰るのが精いっぱいって感じでした。7月からずっと、細い綱の上にいる感じ・・・

この日、パリでルヴァンに関する講習会を受講していました。アソシエーションの皆も6人が参加、その昼休みに抜けてプレフェクチュールへビザのこと聞きに行きました。私の中ではこの日、講習会よりもビザのことがメインでした。有効期限がもう迫ってたから・・・。わたしが家を借りる時にも保証人になってくれたアソシエーションのある人が、プレフェクチュールにもついて行きますよと言ってくれ、彼は私のために時間を割いてくれました。ついて来てくれるということは講習時の昼食も食べれないし午後も時間に間に合って帰ってこれないかもしれないということがわかっていました。

その人は、最近仕事のこと家族のことで忙しくて頭いっぱいだって言ってました。自分自身に余裕ないのに、貴重な時間を私のために割いてくれてまだまだフランス語に不安のある私のために、危うい私のビザのことを思って手を差し伸べてくれました。助けられたのは一度ならず何度も・・・私だったらそうできたか?全く自信ありません。私にかけている部分であり、その人のような人としての心の在り方でありたい、そうなれるよう生きて行きたいと心から感謝した出来事でした。ビザのことでは心配や大変な思いしっぱなしだけど、だからこそとても大切なことを学べたと思っています。

パリでは受け取れないことがわかり、アンジェのプレフェクチュールへ再度問い合わせに行くと、以前問い合わせた時に渡された愕然とした資料(今の私には準備できないかもしれないと覚悟をきめた)とは違う資料を渡されました。その資料を見た時、思わず涙が出ました・・・これだったら何とかそろえれそうという提出書類一覧だったからです。月曜日、必要書類をそろえてアンジェのプレフェクチュールに行ってきます。きっと、うまくいきますように。

2016年11月27日 (日)

フランス語

Dsc_0002_2 週に3回仕事終わって語学学校に通ってます。授業ごとにテキストも違い4冊もあって、授業の進みも早くレベルも高めだから予習も欠かせないし、宿題もでます。やりたいことすべてにおいて不足しているのは、フランス語。楽しみつつ勉強します!パリにいるころ時間なくて勉強できませんでした。だから今こうして学校行って勉強できることが幸せだなぁと感じています。

笑顔で

Dsc_0001_1 今日、リュアンさんの店に行ったら新しいパン出てました。la brioche d'avant クリスマスの前に出るパンのようです。味はパネトーネ風。次回のアソシーエションの講習会の日程のことでリュアンさんと話したかったので、結局2つともの店をはしご・・みんな新しい仕事はどう?疲れてない?とどちらの店でも行くたびに声かけてくれるから優しいなぁって思います。他のパン屋でパンを買おうとは思えない、パンが好き以上に、こういうことがお客さんを惹きつけるのだと思います。

働く店の販売に立って2週間、常連のお客さんの顔もわかりだして、新しいタイプのレジは未だに複雑だけど、だいぶ慣れてきた今、今日数人のお客さんから、いつも笑顔でいいねって言ってもらえて、自分では意識してないにしろ、改めて大切にしなきゃって思いました。もっとフランス語勉強して、いろいろ話したい。。。

パンを販売してて、よく感じること、パンには作る人のパンに対する気持ちや、その時の気持ちがあらわれること、どういう思いで作ってるのかがよくわかる。絶対毎日パン食べてるお客さんはそれを感じてると思う。きれいな形のパンがいいというわけではなく、そういうものは日本と違いフランスで求められていない気がする、作り手の心の伝わるパン、味わいあるパン。

来週は、きっといろいろ考えるべきことがある時です。月曜はパリのプレフェクチュールにビザのことを確かめに、来週どこかでアンジェではじめてのパン屋の物件のビジット、仕事もどの店で販売か製造かとか今後のこと今の店のオーナーと話す予定で、いろいろ見えないことばかりだけど・・・・・アンジェに来れて仕事もできて語学学校も行けていろんな人と新しく出会えた今幸せだと神様に感謝しています。

2016年11月23日 (水)

自転車で

日本では20年以上ずっと車で仕事に行っていたのに。今は自転車で仕事に行っている自分がちょっとおもしろく思います。自転車のこぎすぎでふとももがいた~いと思う今日この頃です。働く店までは往復40分、ときに朝行ってまた帰って夕方いかないといけない時もあり、今日明日は、違う場所にある店へ往復1時間かけ行かなくてはならず最近雨ばかりの天気で、かっぱ着て雨にうたれ自転車こいでる中で自分を遠目に見つつ、人生不思議だ~って。。。こぎ疲れた~と帰ってきてご飯食べて、もうすぐ語学学校へ行ってきます!

アンジェではじめてヴィジットできそうなパン屋を不動産から紹介してもらいました。今働いている店もアンジェやナントに同じオーナーが5軒くらい持っていて、今日行った店といつも行ってる店は、同じような商品構成でも、立地が違えば全く売り上げも違い、研修したいろんな店や今までフランスで働いた店を経営的な面からいろいろ考え、自分はどうするのか、どういう方向がいいのかと、店を見つける上で、そういう目線からフランスのパン屋を眺めている私も以前の私からすると不思議だなぁと。。。

2016年11月18日 (金)

リュアンさん。

新しいアンジェのパン屋での仕事をはじめました。今は売り場の人が足りないので販売をしています。私としてもその方が一番やるべきフランス語の会話力アップになるのでありがたいことなのですが、新しく覚えるレジのこと、まだ難しい聞き取り会話で頭の中が疲れている状態の今、語学学校へも仕事が終わって行き始めました。何とかしたいこのフランス語。。。。というわけでちょっとお疲れ気味のところに。

先日の製粉会社でのランデブー、今日も別の不動産のような商業権を売っているキャビネとランデブーで話をしました。その中でフランスでパン屋をやるにはCAPという日本の調理師免許みたいな資格が必要らしく、明日までが締め切りだった来年度の試験に登録しました。昨日友人が送ってくれた過去問を見ると決して簡単ではない内容で、もちろんすべてがフランス語で、歴史・化学・数学・外国語(英語)・フランス語・体操・パン実技・パン理論などすべて多岐にわたる試験を受けないといけないのです。久しぶりに、昨日の夜は考えないようにしようと思っても、考えてしまいうまく寝れませんでした。。。。。私は何やってるんだろうって。。。洗濯機もなく毎日手で洗濯し、毎日自転車で片道30分かけて仕事に行き、こんな歳にもなって。。日本に居ればすべてが自由なのになぁと。ビザもいつも不安がのこり、まさしくほそ~い綱の上にいる感じ。

そんな中、リュアンさんの店に、キャビネとのランデブーの前にパンを買いに行って彼に相談に行きました。CAP試験のこと、不動産やキャビネとのコンタクトを取るうえで不安に思っていること、日本とは違う仕組みの中で、ここで相談できる人は他になく・・・仕事をしながらもリュアンさんは、誠実にいろんなことに答えてくれ、アドバイスをくれ、パン屋をヴィジットするときに求められる書類も持ってくれば見てあげるとか興味がある物件は自分も立ち会って判断してあげるとか、そういう言葉をくれ、なんでも相談に来なさいと言ってくれ、もう感謝の気持ちで涙があふれました。誰をどこまで信用していいのか、外国で、知らない土地で、いろんなことが不安で・・・だからこそ感謝の気持ちで涙があふれた今日でした。頑張って前に進もうって思えた今日でした。

2016年11月15日 (火)

ムーランへ

Dsc_0014_2 ナントとアンジェの中間にある小さなムーラン(製粉会社)minoterie PERDRIAUに行ってきました。河のすぐそばにあり、今でもその河を利用し発電して製粉しています。リュアンさんの店ではここの小麦をトラディションに使っていて、彼の紹介で今後の私の計画、物件を探すことを含めて相談に来ました。

Dsc_0016 ロワール周辺の小麦を製粉していて、働いている人が4人なので、ほんとに小さなムーラン、製粉所です。フランスにはこういう小さな規模の製粉所がたくさんあります。小麦がトラックから搬入されています。

Dsc_0010 小麦は製粉する前に、洗浄され3%くらいの水分を含ませて挽きやすくします。その水分を測定する機械です。トラディション用の小麦は数種類の小麦を組み合わせ製粉して出荷します。その割合、水分量をロットごとに記録しデータをとってることを見せてくれました。

Dsc_0021 古い時代の機械も多くありました。製粉する機械です。

Dsc_0029 製粉する機械の中には、シランドル(正面)が入っていて滑らかなものから目の細かさが違ういろんなタイプがあり、段階的に製粉されていきます。今日は、リュアンさんの店で働いている私と同じように近く独立予定のパン職人のオーギュスタンと一緒に来ました。手前は彼の息子、とっても元気でおもしろかったです。

Dsc_0030 石臼引きの設備。この石臼で、ビオの小麦、そば粉、ライ麦を挽いています。

Dsc_0038 ふるいです。中にいくつかのメッシュの違うふるいが入っています。

Dsc_0018_1 ロワールの小麦T65

Dsc_0041 石臼引きの小麦。今フランスではこういう石臼引きのT80,T110など外皮を多く含むような小麦やビオの小麦が消費者が求めているようになっているのを強く感じます。ビオのパンも一種のトレンドというかとても人気あって、カルフールとか大きなスーパーにもそう高くはなく並んでいます。でもビオだからってほんとうにいいのかは疑問です。その小麦はフランスではなく、ポーランドや違う場所で作られていたりといろいろあるそうです。一番いいのはその地域で作られている小麦それを使うことが、今の消費者が求めていることであるのではないかと思いますし、今日もそんな話になっていました。小さなアーティザンブーランジェのこれからの方向性、大きなパン屋にはできないこと。

2016年11月11日 (金)

計画を立てる

まだアンジェに来れるか先の全然見えない中、7月にこうなりたいって書いたことは、ほぼその通りになってました。先の見えない中でも、先の理想の目標、そうなりたいって心で描いたこと、書き出せば、ほぼその通りなることは、今までも何度か経験してきました。その時も振り返ってみて、その文章を読み直しびっくりしたものでした。

だっだら、今、未だにまだ先の見えない不安の中にいる私ですが、書き出せばほぼそうなるのならまた書いてみようと思いました。

2017年4月末がアンジェで私のパン屋をオープンする予定。それまでにやらないといけないこと書きます。①ビザを無事受け取り、②働き始めたパン屋では販売を中心に働き、お客さんと話す中でフランス語をもっと気楽に口にできるようになり、フランスの客の志向を感じ、販売・製造と掛け合わせてやるスタイルを身をもって試しその中から自分の店でどう展開するかを考える、③空いた時間に語学学校に週3回通い、フランス語力をアップする。④仕事しながら、物件を探し、開業の準備をするとともに、⑤どういうパンをどういうシステムの中で作り、どう販売するのかイメージ計画を具体的に練り上げる。⑥2月はアソシエーションの講習会開催アンジェでリュアンさん講師、この企画運営の機会に尊敬するリュアンさんのパン職人、経営、の深い部分をもっと学び絆を深める。

たくさんの恵みとご縁に感謝して、毎日一生懸命生きよう。

2016年11月10日 (木)

ポストカードの言葉

良いことはあなたの歩む道のりにもたらされる。立ち止まらす、ただ歩み続けければいい。

あなたが望むことすべて、あなたが夢見ることすべて、実現したいと望むことすべて、それはあなたが持っている実現可能な能力である、本当にあなたがそう信じるならば

今日たまたま見つけたポストカードに書いてあった言葉です。フランス語だともっと心に響く言葉なんですが・・・・こんなポストカードがフランスにもあるんだなぁって初めて見つけました。どこで見つけたか?今日は何とか物件さがすきっかけをと、アンジェのパン組合みたいなところに一生懸命自転車で遠くまで行ったけど、勇気なくて中に入れず・・・(いつもこんな感じな私、私自身はまたかって思うんですが・・)仕方なく隣にあるビオを売ってる店に入って、そこになぜかありました。がんばれって言うメッセージかなぁ。

今書いててふと心に、あのポストカードの言葉が思い浮かびました。

この道をまっすぐ行こう。きっと何かが待っているはず

折れそうだった私の心を救ってくれ、ずっと支えてくれたお客さんが送ってくれたカードにあった言葉、すごく似てる。。。。やっぱり今日は必然の出会いな気がしました。

2016年11月 9日 (水)

アンジェから

Dsc_0005_1 今日は、アソシエーションに参加してくれていたワーキングホリデーでフランスに来ているYさんが、帰国前にリュアンさんの店を訪ねるためアンジェに来てくれたから、少しアンジェ観光。アンジェ城から眺めた景色です。左端に実はリュアンさんの店がすっごく小さくあります。

Dsc_0002_1 アンジェの大聖堂です。

Dsc_0003_1 屋根は一面ブルーフォンセの色合いです。アルドワーズという石みたいな瓦です。リュアンさんの店の焼き菓子を置く皿としてもこのアルドワーズは使われています。

Dsc_0007 いつもあんまりパンの写真がないから、たまには。。。今日リュアンさんの店で買ったパンドミーとマドレーヌ、はちみつのフィナンシエみたいなの。パンドミーも見た美人ではないですがソフトで美味しいです。リュアンさんがやっているパンは配合も製法もシンプルだけど、飽きのこない毎日食べるのにちょうどよく、安心できておいしいです。そういう、日常のパンが作りたいです。

Dsc_0001 しっとりさのある口どけ感が大好きなブラウニー。

リュアンさんの店のパンをほぼ毎日料理と合わせて食べています。いつも自分が作るパンを食べ続けていたこの人生の中で、一番他の店のパンを食べている今です。ほかにもアンジェにはパン屋はありますが、この理想の店の味を記憶に留めたいという思いと、添加物等使ってなく安心できるパンであるということが分かっているからというもあります。でもそれ以上に、すっごく常連のお客としてリュアンさんに顔覚えてもらおうという作戦でもあります。縁は育むもの・・・待っていてもだめで、自分でこれだって思ったらあきらめずアタックし続けることって大切なので。今日も明日経理見せてもらえますかって言ってみたけど、また明日はダメって断られ・・・いい時に電話するからって言われましたが、また買いに来るからと店を出ました。

2016年11月 6日 (日)

ロワール川沿いの街

Dsc_0005 アンジェから列車で20分の街、ソミュールのお城

Dsc_0004 ソミュールの街は、古い建物が残る可愛いい街並み、家の壁の白と屋根の瓦の青い色がソミュール城から見るときれいです。しかし、今の時期は(冬)お城は閉まってました。。。

Dsc_0020 アンジェからTGVで30分のナントのデペリエさんのお店に研修に行った時行ってみました。とても古いパサージュ(アーケイドみたいなの)パサージュポメリー

Dsc_0002 動く機械仕掛けの動物が有名なマシーンドイル。昔フランス語勉強しているときテキストでナントの街のことが出てきたの覚えてます。10年後くらい本当に来れました。。。

Dsc_0018 ナントの街の中心で、気持ちいい空でした

Dsc_0004_1 ナントの大聖堂のステンドグラス、ステンドグラスの青い色がとても好きです

Dsc_0006 家の近くのいちょうの木が黄色く紅葉。きれいでした。アンジェの並木はとても背が高いなぁと感じます。

今朝ふとある思いが来て、なんだか一つ、ふっと分かったと思えました。

頭では分かっているつもりだけどビザのこと、これから先のこと考えて不安といろんな思いが頭を駆け巡るそんな最近でした。

すべて起こってくることは必要なこと。そのことを経験し、そこから何かを学び見つける必要があること。大変そうなことこそ、そこには大切な経験しておくべき学びが含まれていること。

だから、起こってくるすべてのことをそのまま受け入れて毎日を大切に生きていけばいいんんだ。。。。

今までの自分の人生を振り返ってみて、そうだった。すべてが必要で、大変なことほど必要な経験だったし、それがあったから正しい方向へ導かれたり、大きな気づきがあったり。。。

あ~なんだか気持ちが晴れた日曜日の快晴の朝です!

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