2018年1月 4日 (木)

なんだか今日はもりだくさんな気持ちのいろんなことがあった日でした。ガレットデロアのおかげで売り上げもかなり頑張ったし・・・

今日はジェラールムニエさんから電話がかかってきて、朝は店も静かだったし、この前電話もらってたけど折り返してなかったこともあり、電話を取るとかなりの勢いでムニエさんは話だし・・・すると店にリュアンさんが来てくれていて、ムニエさんと電話で話しつつ・・・リュアンさんにムニエさんから電話で・・・と話すと彼と話したいというから電話をわたし、ムニエさんとリュアンさんは私のパン屋で久しぶりに電話で話をしてました。昔1年くらい一緒に働いていたことがあったらしい・・・ということで1月末のアソシエーションの講習会の時にはこの2人が私の店に来てくれることになりそうです。わざわざ様子を見に立ち寄ってくれたリュアンさん、オープンして2回もよってくれ、本当に優しい人です。そうこうしていると、店のバゲットがきれそうで、あわてて分割・成形・焼きとひたすら頑張り続けるはめに・・・今日かなりバゲットうれました。ほかのパン屋みたいにバゲットモルダーはないのですべて手成形、今以外に人気なのはてごね・手成形のバゲットビオ(ビオの粉を使ったバゲット)

店にはいろんな人がやってきます。日本人も、日本語を話すフランス人も、どっかに焦点が飛んでそうな不思議な人も、何か安らぎを求めてくる人も・・・パン作るのと接客といっぱいいっぱいだけど、たくさんの人が安らぎを求め集まってきてくれる場所でありたいと思うこの頃です。

まだオープン立ち上げ、クリスマス、がレットデロア、経理請求書・・・引っ越しと押し寄せてくるいろんなことに自分に余裕がない感じだけど、気持ちに余裕持てるようしていかなきゃと思っている感じの今です・・・とりあえずがんばってます

2018年1月 1日 (月)

12月9日土曜日boulangerie Aterier Letanduere アトリエレタンデュエールオープンしました!

十年の歳月をかけ思い続けた私の夢であったフランスでパン屋をやる、その夢を現実にできました。たくさんの方の力を貸していただきながら、心に思い続けたそのことがまさに現実に・・・

オープンして3週間立ち上げの忙しい毎日をすごしていました。今日は31日日曜で2017年最後の営業日、13時までの営業だったから販売のティボーと私の2人ではじめて店の外に行列ができつつ、頑張りました。お客さんの目の前で生地を分割し、手成形し、オーブンで焼き上げるスタイルなので、自分がパンを作る姿がまさに、パンを買いに来たお客さんに見えます。

設置した機械を理解し、配合・工程を安定させ、一緒に働いてくれるスタッフに伝え、粉を選定し製法を選んでいく今の段階、正直まだまだ安定してパンを焼けているという実感のない3週間でした。少しずつ配合、やり方変えたり・・・今日も前の店の持ち物だったひきついだ冷蔵庫の温度がうまくいってなくバゲットの生地は過発酵状態で、味も抜けてたしすごく扱いにくかったりして・・・

少しずつお客さんも増えて、まだまだ予算通りではないけど売り上げも伸びていっています。販売スタッフをおかず、製造している私ともう一人のスタッフのどちらかが接客しているので、ティボーが少し販売アルバイトとして少し忙しい時間帯を手伝ってくれてますが。だからお客さんの声がディレクトに聞けます。日本とフランスのお客さんの決定的違いがあります。それは何か、たくさんの人が自分の思いや意見を直接話しかけてくるということです。日本ではまれですが・・・

今日は朝3時ごろから一人でもくもくとパンを作り、3週間の疲れもたまってる感じのところ・・・70歳くらいの女性のお客さんがティボーと話しているのが耳に入りました。もう最近はパンを食べなくなっていた、美味しいパンに出会えないから・・・・でもここのパンはとてもおいしくて、まるで子供のころ食べたあの美味しい味わいを思い出すようなそんな感じで食べてますと、4本もバゲットを買ってくれてました。今年最後の最高のプレゼントのような言葉でした、思わず涙出そうなくらい・・・・フランスに来てからの今までのいろんな険しい道のりを思い出しつつ、だからこそ心にしみわたる言葉でした。とくに年配のお客さんからパンの味わいが美味しいと言ってもらえることが多く、その言葉が嬉しくもあり、真剣にいいパンを焼かなないと・・・という思いにも繋がっています。でも、やっと考えて感じてパンを作ることができている今、その環境がやっと出来上がった今に心から感謝しています。たくさんの支えてくれた人への感謝をかみしめつつ、100%の力をパン作りに注いでいます。今のちょっとした楽しみは、接客する中でおもしろいお客さんがけっこういたり、その人の語る話に驚くことも多く、いちばんびっくりは日本語を流暢にはなすフランス人が5人くらいはいたことです・・・このアンジェという小さな町なのに。日本が好きっていう人もたくさんいます、現在メロンパンが人気、カレーパンを最近作ったら好評でした!プチミルクは作ってみたけどこれは、売れませんでした…そういう感じで食習慣の違いからか受け入れられない味やスタイルがあります。

2017年12月 3日 (日)

昨日は満月でした。ふしぎな形の雲とともにとっても幻想的で素敵な満月を見ました。何かを物語り示しているような、そんなお月さまでした。

昨日はじめてバゲットの生地を仕込んでみました。店の掃除も進めながら、設置した機械の不具合を調整しつつ・・・そんな忙しい中一緒に働いてくれる私の会社の代表になってくれている友人が自分の今までの人生の背景にある基となっている考えを語りだしました。15年くらいかけて彼が学び、彼の生き方の芯となっている考え・・・忙しいんだから手短にはなしてよ~と口をはさみつつ、でもその話に驚きました。今までたどってきた道のりはお互い全く違うけど、その違うそれぞれの道のりを通してたどり着いた芯となる考えは一緒のものであるということをかくしんしたきのう、涙が出ました。今までも考え方が同じ部分があるとは思ってもいましたが・・・昨日あらためてそれが確信となりました。

フランスの共同出資者である日本の会社の社長の今後この店を通してやりたいことは、パンを作る仕事に携わる人を技術を伝え、育て、業界に貢献していくということをベースにしているということが、この前日本に帰った時お話した時も改めて感じました。

私も同じ考え、同じことを目指す3人が集まられ、それぞれの役割を通して協力し、私たちは何か大きな多くの人に良い影響を与えることをするために、神様から仕組まれて今ここにいるのではないかと今強く思っています。大きな確信ではないけど、いままでもそうふと心に感じたことは数年か十年か分からないけどまったくその通りに実現してきたので、そうなんだと今思います。

2017年12月 2日 (土)

来週のファサード、外壁塗装の工事を除き、大きな改装工事は終わり、きのうからオーブンの火入れをはじめました。今日今から店に行って、1日かけて徐々にオーブンの温度を上げていきます。

月曜からテストベークできるようになります。いろんなことでまだ不安いっぱいだけど、昨日も夜あれしなきゃ、あれどうなるんだろうって考えてうまく寝れなかったけど、考えてもどうしようもなく、前に進むのみです。

2017年11月29日 (水)

Dsc_0936 はじめて、ここまで現場に張り付いて改装工事、機械設置を見ています。本当は今週からテストベークするはずだったのでテストベーク用の粉も到着しだし・・・今日2つの製粉所から来るはずだったから一日中いたけど、来なかった・・・・やっぱいここはフランスだって思いました。

工事の進め方も日本と絶対違うはず、日本がどうだったかは知りませんが、かなり興味深くのぞいてます、設置工事の状況を・・・まず、音楽は欠かせない、みんな歌いながら、よくタバコも吸ってるし、いつも思うけどフランスの喫煙率は日本より絶対高いだろうなって思います。仕事中にタバコ吸うって日本ではあんまりありえませんよね・・・・歌ってたり、これありえない~なんだよ~って大声で叫んだり、要するに自分の思いのままふるまい、発言するこの国の人たち・・・日本人のまじめすぎるまじめさと足して2で割りたいなぁと思う。毎日現場に顔出さないと、進みが心配なので、やりにくいけど現場で自分の仕事しつつ・・・今を過ごしてます。早く出来上がりますようにと思いつつ。

Dsc_0940 ビオの全粒粉小麦で作ったパンコンプレとマルシェで買ったかぼちゃで作ったフランス風のなめらかなスープ。これぞ私にとって最高の贅沢です。安心できる体にいいパンと優しいスープ。もうほとんど食べれなくなった母に最後に食べてもらえたこの滑らかな野菜のスープは心もあっためてくれます。

2017年11月25日 (土)

昨日の工事業者との打ち合わせで、少なくともあと1週間は機械の設置や電気工事にかかることがはっきりとわかり、本来予定していた来週からのテストベークはできないことが判明、早くて4日からになりました。お世話になった人を招いてのレセプションはオープン後に延期し、12月9日のオープンの日程だけを維持して、進めていくことにしました。

まぁ、いつものように予定外ですが、いつものようにこんな感じは予定内ではあります。ということで、今週末本来ならテストベーク前にいろいろ準備すべきだったのですが、ちょこっとゆっくりすることにしました。今朝は、久しぶりにマルシェに出かけ、野菜と魚とジャム用の果物買ってきました。ここんとこ忙しくて食生活がみだれ気味だったので・・・

Dsc_0436 ムーランサレにて。焼いたパンと製粉会社のオーナーと

Dsc_0434 アンジェリーナと焼いたパンと。まるで親子みたいですが私の子供ではありません・・・

Dsc_0426_1 ムーランには、パン屋が併設され、そこでテストベーク。このムーランはすごく田舎なので、週2回のパンの販売日に多くの人がパンを買いにきます。ただお客さんに売るのが目的ではなく、粉のテストベークも兼ねてるそうです。あったまいい~!

2017年11月24日 (金)

日本に1週間ちょっと帰って、帰ってきてすぐ現場の機械の設置もはじまり…いろいろと忙しくしててしばらく書いてませんでした・・・今日も、会計業務を依頼する会社にゆき、労働契約の作成について話をし、弁護士の事務所に行き、会社を営業活動ありにするための話をしにゆき、今後研修生を受け入れるためのことを調べに担当役所にゆき・・・店の看板設置をする会社へその打ち合わせにゆき、この前アンティークのマルシェで店でパンを並べるテーブルを買ったのでその配送日を決めにと頑張った一日でした。

昨日は、アンジェとソミュールの間くらいにあるムーラン(製粉会社)へ粉のテストベークに行ってきました。ムーランサレと言ってアンジェで収穫された小麦を、石臼引きにて製粉、ビオの粉も多く作っている家族経営の小さな田舎の製粉会社です。その前日にはシャルトルまでフランスの小麦に関するセミナーを受講に行ってきました。そのセミナーの話の中で小麦に関する現状、ルヴァンのことなどたくさんのヒントを得ました。今、どこの製粉会社の粉を使うかで選択をしなければいけない時です。この前アンジェ近郊の別の製粉会社に行きましたが、そこも家族経営のとても感じの良い、いい粉を持っているムーランでした。ほぼここの粉かなぁと思っていたところに、昨日のムーランサレは正直、期待以上に心ひかれる製粉会社でした。

まず何が一番びっくりかは、行ったらそこのオーナーであるその人が製粉会社併設のパン屋でパンを焼いていました。製粉もし、パンも焼き、昼からはちょっと配達に行ってくるからと・・・工場を見学したらそこに、パリのポワラーヌ出荷用の小麦がありました!あの有名なポワラーヌの小麦!次にびっくりは小麦の価格でした。予想以上に安くて、その人の商売っけなさというか本物のムニエなんだなぁと感じました、工房を借りてテストベークしましたが、彼も店のパンを焼いていて、冗談言い合ったり本当にいい田舎のおじさんという感じでした…その人柄にも感動。そして何より、このムーランの小麦は私のやりたいことが実現できそうな粉でした。

日本からリュアンさんの店を見学したいというお客さんが来ていたので、彼にアポイントを取って店を案内しました。リュアンさんの店のコンセプトやいろいろ彼の言葉を通訳しながら、改めて彼の考えに納得、そしてとても考えさせられました。今店を実際に始めようとしていて、簡単そうに彼は言うけどそのどれもが私の理想であるけど彼の練り上げられた上での、難しいことだと今感じていることだからです。いろいろ話をする中、またいいこと言ってました彼・・・一人では実現できない、周囲に助けられ実現されていく、そういうものなのだよ。店を作り上げることは簡単ではなく大変な困難だろうけど、それが達成された時には自分自身に何らかの大きなものをもたらしてくれるものだよ。

12月8日のイノギュラシオン(お世話になった人を招いてのレセプション)、9日のオープン目指してもう少しつっぱしります。まだこれからがスタートですが、ひとまず、やっとやっとここまでこれた・・・・ありがとう、ドラマみたいなスリリングでおもしろい人生ありがとう。

2017年11月 2日 (木)

今日は久しぶりに、アンジェの店に戻って販売スタッフとして働きました。1か月ぶりかな…アンジェの駅の店に2週間、隣町のアブリエの店に2週間くらい働きに行ってたので。

今日は店のパトロン(オーナーが)時々販売も手伝ってくれていためずらしい日、そしてこの店で働く最後の日、明日からはアブリエの店でそして今週で仕事をやっとやめます・・・。

今日はフランスは祭日なので、店は13時までの営業。13時の閉店の時販売やかたずけをパトロンも手伝ってくれやってて、気づいたこと。

今までも違うなぁと感じてたけど・・・。

13時に店を閉める、販売員のタイムカードは13時。ということは、それまでにパン並べてる棚のかたずけや床の掃除ややってしまわないといけない・・・日本だと、13時ぎりぎりの閉店までしっかり商品を並べてないといけないし、お客様を13時まで迎えないといけないし、お客さんは堂々と入ってくるけど・・・フランスは違う。もう15分前にはケーキ類はいつでも奥の冷蔵庫にしまえる様にラックにショーケースから引いて片づける準備をしてしまい、パンもクロワッサンとかも10分前には番重とかに…すぐにでも帰れるようしまいこまれ、入ってくるお客さんは、5分前には、ごめんなさいね~ぎりぎりに来てしまって、まだ大丈夫かしら?と日本とは逆の、お客さんが申し訳なく入ってくる。

日本的感覚の私は、閉店前に商品をしまい始めていいのかと今までも戸惑っていたけど、今日パトロンと働いて彼がそうしてたから、やっぱりそれでいいんだって確信。日本と全く違うなぁと改めて実感。

ちょっと場所変われば、今までのこうじゃないといけないという常識は全く逆に変わる。私の場合、2つを行ったり来たりしてるわけで全く身近にその世界が隣接してるわけで、おもしろい。

こだわらないほうがいい、こうじゃないといけないって思ってること、それが正しいとは限らない。

1年このアンジェのパン屋で働かせてもらった、パトロンの持つ5つの店でパン職人、販売員として働かせてもらった、いろんな思いかみしめながら、でも本当にいい経験させてもらったと思う、感謝。

2017年11月 1日 (水)

最近幸せだなぁと一番感じたとき。改装工事中の現場で私のフランスの会社の代表になってくれた友人ティボー。業者に説明するために、脚立をよじ登り天井近くのここに、このサイズのこの空気口を開けるんだと彼自身が業者に身をもって説明し、問題の常に発生する現場で、解決策を各業者に電話かけまくって探し、自分で配管切除しと・・・・そういう彼の姿をみてて

工事の汚れで彼のコートは汚く白い粉がいっぱいついて、粉ついて汚れてるよというと、いいんだといい服じゃないしと・・・わかんないよ、すっごいデザイナーがやってきてその服誰も来てないよこれのついた感じがいけてるね~と評価されるかもよって、2人で笑いあった、その日、問題は立て続けに発生する今だけど・・・・お金とか仕事だからとかそういうことでなく、心から手を差し伸べ手伝ってくれようとしている友人と今を前に進めていることに心から幸せをかみしめている今。

やっと次のアパートの手続きが完成、この国で保証人になってくれる人のいない私は今回もアソシエーションの友人がたくさんの書類をそろえて私の保証人になってくれました。心から感謝・・・。

2017年10月18日 (水)

フランスの社会の仕組みの中で、様々な書類の提出を求められることは、めんどくさくて複雑でほとんどすべての時にびっくりがっかりさせられるものですが、これも慣れなのでしょうか・・・

アポイントとりたくてもなかなか連絡がとれないことや、メールしても電話しても折り返しがないことや・・・日本のビジネス場面では当たり前に行われることが,まったくそうではない・・・

逆に今は日本風のすぐに返事が返ってくることに驚いてしまう自分がいるし・・・

なんでこんなとこにいるんだろうってふと思うことありますが、現実にここにいます。必然的に、ここに置かれてるはずです、目の前のことから何かを学び、ここでやるべき役割を果たすために。

今は、心からパンを作りたいと思います。この気持ちはこの人生で今まで持てなかったものです。

今は、工事のことや許可のことや、まだ乗り越えるべきことやそのことだけが頭をしめているけれど、なんとか引っ越し先の家も見つかりそうだし、工事もあまりに壁が出現するけど計画通りに進んでるし・・・明日は2回目の工程会議、いっぱい電話やメールしてやっとつかまえたって感じ・・・フランスで工事は遅れるものだっていうし、実際よく遅れると聞くけど、思うに、工事がどうのこうのではなく各業者を計画通りに工事させることが難しいのだとそう今、感じてます。

なんか本当に不思議な人生・・・2つの人生を同時に生きてる気がします。日本では本に記事を書き、学校で教え,シェフでありという立場だったのに、フランスでは言葉もろくに話せないしたっぱに見られる現場や、言葉の不自由さは自分自身への歯がゆさでもあるけど、だからこそ学べること・見えてくるものはほんとうに大きって思う。うん、お得な人生だなぁ。

問題にぶつかる度に、助けてくれる人への心からの感謝の思いに、ほんとうに幸せだなぁと感じる最近、そういう意味では問題ってすばらしいのかも・・・ある程度のお金は必要だしあるとうれしいけどそんなことより、幸せって心がふるえるくらいの気持ちは、周囲にいてくれる友人のありがたさを思う時だと思う。

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