2017年1月13日 (金)

ナンテン

すべての物事には何らかの意味があって、何を伝えようとしているのかいつも読み取ろうと思っています。選択することは難しいことです。でも、考えて考えて考えるしか在りません。自信はなくてもそうして、自分で選んだ道は今までも間違ってはいませんでした。

一歩を踏み出すと、何かが音を立てたように動き出す時があります。その前まではなかなか動かなかったことも、時が来れば動き出す時が来ます。今がその時のようです。起こってくるいろんなことを通して、心の声と直感と神様のサインに心研ぎすませ,選択すべき時です。

トレボンのスタッフが送ってくれた年賀状。はるかかなたの日本から一枚のはがきが旅してくるなんてロマンティックですよね、よくぞやってきた~と思います。はがきの裏には、南天のイラストがありました。添えられた言葉は、

難を転ずる南天

いいはがき選ぶなぁ~と、また涙。だって、今日もどしゃぶりの雨の中カッパきて、自転車で仕事から帰ってきて、仕事と語学学校とパン屋の物件探しにと奮闘している自分を遠くから眺めて,この言葉を読んで,このはがきを送ってくれたスタッフを思ってなみだでるー。。。

友達の電話で偶然発見した今閉まってるパン屋さん。今その情報を収集中。。。そのパン屋さんのまわりを歩いた時、古い時代のムーラン(製粉に利用していた水車)の跡を発見した時、神様のサインに思えた。。。。

2017年1月 8日 (日)

2017年も新たなスタート。

今日はちょっと緊張して疲れたけど、いろいろ体験しておもしろい一日でした。

まず、朝アンジェでやっと、初めてのパン屋物件をビジット(不動産と一緒に見学し、現在のオーナーにいろいろ話をきくこと),どんなことを聞くべきか,どこを見るべきか朝家を出る前に整理して書き出し,近くの教会でお祈りして出かけました。すっごくいい物件ではなかったけど、立地的にはとてもいい場所で・・・

午後、シャルトルに住んでる友人夫婦がアンジェを訪ねてくれたので、リュアンさんの店を見学し、少しリュアンさんと話しをしました。その後友人夫婦と今日のビジットのこと、物件探しのことを話し合い、フランスの不動産のことに詳しい友人の旦那さんの話を聞きつつ、一緒に食事。

その後今日のビジットの物件を案内して、そのパン屋さんの周辺を一緒にまわり周辺の状況、アンジェの街の様子見てまわりました。今後一緒に私のプロジェクトをやれたらいいなと考えている人たちだからです。

家に帰ってきて疲れたなぁといろいろ考え巡らせてると、電話が・・・。

最近出会った日本人の彼女。私の家の近くに住んでて、最近私のパン屋の計画を話したところでした。彼女の家の近くに最近しまったパン屋があると・・・。

ということで、明日仕事の後見に行ってみることにしました。不思議な一日。

いい立地に、自分に合ったパン屋の物件を見つけることは難しいけど、どんな形で巡り合えるのかちょっと楽しみにしつつ、目の前のことしっかり頑張って前に進みます。

2016年12月27日 (火)

トレボンのシュトーレン

今日、トレボンのシュトーレンとメッセージカードがキャナルのみんなから届きました。クリスマスには、にこっと笑えるビデオメーッセージも平尾のみんなから。

フランスで迎える3回目のクリスマス。毎年トレボンのシュトーレンを送ってくれて、ほんとうにありがとう。時の経つのは早いものだと・・・・もう忘れてしまってもいいくらいなのに、いつも温かい言葉や気持ちを届けてくれて、心から感謝しています。一人で生きてかないといけないフランスで、頑張っていけるのは遠く離れていても、心から愛した素晴らしい仲間であるトレボンのみんなと心がつながっている,そう感じれるからです。

窓から夕暮れのアンジェの空を眺めつつ、今年一年ほんとうにいろいろあったなぁって考えてました。自分がパン屋をやりたいのかわからなくなって、その苦しかった経験を経ても、じっくり考えて導き出した結論は、パン屋をやるという固い決心でした。

人それぞれいろんなことに直面し、悩んで苦しい時もあると思うけど、だからこそ心は研ぎすまれ、見えてくるものがあり、幸せを感じることができて、人の優しさが心にしみるんだと思います。

2016年12月24日 (土)

おばあちゃん。

自分の人生は自分自身で道を選んで歩んでいるようで、そうではない気がしてる今。与えられたものなのではないのか、そうなるようになっていて、最終的に選ぶのは自分自身、自由選択だけど。。。。私自身はそうすることはしないと決めていても、そこでの学びが終わった時、その場所を離れる時は来る。

今働いている場所でも、働き始める前少しためらった。。。なぜかというと店の経営の方針や店舗展開の仕方が私の求めるものとは違っていると知っていたから。。。迷って、でもここで働こうと思った。結局、ビザを更新するには雇用契約書が必要だったし、この店契約書のおかげでビザのピンチは救われたし、働いてみて学ぶべきことはたくさんあった。パンは作ってないし、パンを学ぶことはないけど、ここに来ることは意味があったって今は思ってる。やっぱり神様信じて、静かにじっくり、心の声聞くことが大切で、物事の表面だけでは判断できないんだなぁと改めて思う。

パリの店の時と全く違う。今働いている店のフランス人は、ほんとによく働く。自分たちで考え,効率よく動き、信用できるスタッフだと思う。パリだったからああだったのか?言葉もうまくしゃべれない私が責任者だったからか?わからない、そのどちらもだと思うけど、今の店のフランス人は、日本にいる時と違和感感じないくらいの働く人のレベル。オーナーが細かいこともあるけど隅々までの掃除の仕方がすごいなぁと思う。販売に立ち、レストガシオンで調理し、以前よりフランス人が求め、普段食べてるパンや、好む味がわかってきた気がするし、自分自身の在り方とも対話、毎日何らかの気づきがある最近。。。

昨日アンジェで唯一の友人の展示会に行ってきて、彼女はフォトグラファー。写真家で普通の写真をとる人はいっぱいいるだろうけど、彼女のは普通の写真じゃなくて・・絵っぽくモノトーンで、他の人がやってないことをやってる。それが大切なんじゃないかってふと考えた。。。。おいしいパンを作る人はたくさんいる。本場のフランスで本物のパンを作る人、フランス人が求めるパンを作れるのはフランス人だろうし、じゃぁ、私はどう勝負すればいいんだ。。。。ずっと頭の中にある思い。

人がやってない事,もってない目線からとらえたことを表現すべきなんだろうって改めて考えた日。それは、きっと今まで私が歩んできたその道のりの中にあるはず。

その展示会場で、日本人のおばあちゃんに出会った。普通の優しい目をした80歳近くのおばあちゃん。後で知ったことだけど、10年くらい前に定年後日本からアンジェに来て一人で住んでるらしい。。。びっくりした。外国で一人で生きてくこと、ビザや言葉やどれだけ大変なことがあるか見にしみてわかってるから・・・。ほんとうに普通の優しいおばあちゃんだった。すごいなぁ。。。いくつになっても人生おもいっきり生きていきたいなぁって私も願う。大変なことや困難のあとには、いつもすごいものがもらえる気がしてる。だからわるくない。。。大変だけどね。

明日はクリスマス。

2016年12月12日 (月)

ながめてみる。。。

ふと外から自分をながめてみる。今までの道のりを振り返り、今置かれている自分の状況を考えると、目には見えない道すじを感じずにはいられない。すべてのことが一つずつまるで、段階を経ていくように、人との出会い、学ぶべきことを、必要な時に少しずつ、そして確実に学ばせてもらっている。決してそれは、自分の思いどうりの展開ではない、考えてもみなかった展開や、あまりに苦しかった経験かもしれない、でも、結果的には必要な道のりで、そのことがあったから今がある。その経験を経なければわからなかったことがある。とことん悩み導き出したから差し伸べられた手に心からの感動を覚える。

幸せって何だろう。幸せを感じれる心を持てることが大切なんじゃないかと思う。すべてのものがそろってて、買いたい物が買えて、食べたいものが食べれて、贅沢できてもなんでもやりたいことやれる環境の中に生きてても、それを感じなければ幸せではない。ビザのことで大変だった時、助けてくれようとした友人の優しさや、言葉の壁となれない仕組みの中で物件探す時に、心から心配し相談に乗ってくれようとしたその人の優しさ、そういう心に触れた時本当に幸せ感じれて涙した。もう日本に帰ってビザ取り直すことも覚悟し、それでもあきらめずに戻ってこようと決心して、アンジェの県庁で渡された書類を見て、帰り道涙がこぼれた。。。これならビザ何とかなる。ここで、また目標に向かって頑張れるんだって、この街にいれることが幸せだって思えた。

今は、パンを作りたいって思う。前はそうは感じれなかったけど・・・毎日作っていることが当たり前だったから。フランスに来てからは、パンを作ることよりも、心の訓練の時間だったのかもしれないって思う。日本にいてはもう経験できなかったことを、学ぶことができたことを心から感謝してます。車も洗濯機もなくて、自転車と毎日手洗い洗濯だけど、洋服やほしいものは何もないけど、言いたいこともフランス語ではまだうまく表現できないことがありすぎるけど、最高の友人に恵まれてることが最高に幸せ、夢に向かえることが幸せだと、イルミネーションがまぶしいアンジェの街を歩きながら、やっと心から感じれるようになった今。

心に思ったことは、実現してしまうんじゃないかって信じれないけど、そう思ってしまう。語学学校に通いたいって思ったことも、何度も心にあったこと。フランスで生活して働きたいと願ったこと・・・振り返ってみるととても不思議だけど、日本ではもう私に厳しいいろんな事を言ってくれる人は友人以外にいなかったけど、フランス人の上司にきついことを言われ、数字を突き付けられ、あげくはその会社を出ていくことになり、何度も泣いて、やっとアンジェにやってきて、この前4か月ぶりに今働く店で、その若いフランス人上司と久しぶりの再会、びっくりした。。。ボンジュール!と今働く店に彼が入ってきた時、その仕事できる上司は店のマネジャーでもあるけど同時に営業マンであるから顧客回りもしてる。。。久しぶりに会ってmerci、感謝しかない。。。言葉もまだまだしゃべれなかった私にビザを出してくれ、いろんなこと経験させてくれてその会社には感謝、神様の計画に感謝。客観的に眺めて、すごい面白い人生だ。。。

アンジェで働き出した店で、ブーランジェとして働くことを覚悟してた。でも、その仕事に魅力はなかった、そこには何も学ぶべきことはないことがわかってたから。でもビザのために雇用契約書を得て働くということが必要で、この店で働くことが一番大切だった。さすが神様、なんと販売の人が急に不足し、販売することになって、いろんなことが勉強になった。そしてまた、急に産休に入る人が出て来週からサラダや総菜を作っているパン屋の隣の簡単なレストランでサービスやキッチンをすることになった。。。。パリの店でその上司から言われてた。もっとサラダやランチにできるものを作れって・・・時間もなかったけどどんな味がフランス人にうけるのかまだ理解できてない自分がいて自信ない部分だった。。。今度はそれを学ぶチャンスがもたらされた。神様の計画はすごすぎると客観的にみて、微笑んでしまう。

望めば、それが実現するなら次のステップは何を望むだろう。

パンを作りたい。本物のパンを、フランスの伝統あるパン、それを日本人の持つ仕事への精神性をもって、そして現代に受け入れられ求められている価値を付加して。

そう思えてきた、パン作りたい。それを実現し、それがお客さんやみんなへ貢献できる場が欲しい。

2016年12月 8日 (木)

今日のフランス語の学校の授業の中で、シャンソンの枯れ葉で有名なイブモンタンの話が出てきました。彼はイタリアからの移民ではじめはフランス語が全くしゃべれなかった。でもとても多くの素晴らしいシャンソンを残し、フランス人よりもフランスを理解した心と言葉で歌詞を書き上げたことを説明。

思わず涙が出そうになりました。

すべてにおいてフランス語は一つの大きな壁です。努力しても簡単には決して飛び越えれないし。。。フランスにおいてパンを作る文化、伝統の奥深さを感じる中で、外国人である私にどこまでこの国でやれる可能性はあるのだろうと自問自答することも多く、でも今日の話はとても心に響きました。

勇気出たというか、いいパンを、本物のパンを作りたい、たくさんのことをもっと学んで人としてパン職人として、多くの人にパンを通して貢献していきたい、そう改めて思った今日でした。

ビザ

もう一度、雇用契約書の提出が必要だけど、何とかビザは更新ができそうです。日本と違い、様々な書類をそろえなくてはいけないことが多い社会です。。。そして、ビザに関しても県庁に行って聞いても、人によって言うことが違ったり、今回のように渡された必要書類一覧の載った更新書類の内容が全然違ったりするんです。今は、それがフランス。。。やっぱりそうかと思うようになったし、うまくいったらラッキー、うまくいかなくてあまり前かなぁと思うようになりました。

クリスマス前の、マルシェドノエルやアンジェの街のイルミネーションや、夜の空に輝く月がきれいだなぁって、やっとしんみり心で感じれる心境です。無事2017年をここで迎えれるんだなぁと、アンジェでビザが更新でき、仕事ができて、家を借りて帰れる家があること、語学学校にまた通えフランス語を学べる時間があること、たくさんのことを助けてくれた友達がいることに改めて感謝している今です。

まだ物件を見つけることはなかなか先は見えないけれど、すべてはきっとうまく進んでいくと信じて、今やるべきことを、今自分の目の前にあることを心を込め毎日を過ごしたいと思います。日本ではいろんなことがあたり前にできて、何も疑問に思わなかったけど、ここではすべてのことが何かを乗り越えなくてはできないことなので、いつも、ほんとうに感謝です。

2016年12月 3日 (土)

もう12月。。。

去年の12月パリに引っ越して、ほんとにいろんな経験した1年でした。1年後の12月、私はアンジェにいるなんて、全く想像できなかったなぁって思います。今年一年すっごく大変だったけど、その分たくさんたくさん勉強できて、ひとまわり大きくなれた自分がいると思います。

先日パリのプレフェクチュール(県庁)にビザの状況を聞きに行きました。その結果は予想もつかぬ返事・・・・SMSで受け取る連絡をもらうということになってましたが、だれがそう言ったの?1月にランデブーでしょう?というまるでふりだしに戻る回答・・・やっぱりここは日本じゃなくてフランスだった。。。覚悟はしてたのでそんなにはがっかししなかったけど、気持ち上げてアンジェに帰るのが精いっぱいって感じでした。7月からずっと、細い綱の上にいる感じ・・・

この日、パリでルヴァンに関する講習会を受講していました。アソシエーションの皆も6人が参加、その昼休みに抜けてプレフェクチュールへビザのこと聞きに行きました。私の中ではこの日、講習会よりもビザのことがメインでした。有効期限がもう迫ってたから・・・。わたしが家を借りる時にも保証人になってくれたアソシエーションのある人が、プレフェクチュールにもついて行きますよと言ってくれ、彼は私のために時間を割いてくれました。ついて来てくれるということは講習時の昼食も食べれないし午後も時間に間に合って帰ってこれないかもしれないということがわかっていました。

その人は、最近仕事のこと家族のことで忙しくて頭いっぱいだって言ってました。自分自身に余裕ないのに、貴重な時間を私のために割いてくれてまだまだフランス語に不安のある私のために、危うい私のビザのことを思って手を差し伸べてくれました。助けられたのは一度ならず何度も・・・私だったらそうできたか?全く自信ありません。私にかけている部分であり、その人のような人としての心の在り方でありたい、そうなれるよう生きて行きたいと心から感謝した出来事でした。ビザのことでは心配や大変な思いしっぱなしだけど、だからこそとても大切なことを学べたと思っています。

パリでは受け取れないことがわかり、アンジェのプレフェクチュールへ再度問い合わせに行くと、以前問い合わせた時に渡された愕然とした資料(今の私には準備できないかもしれないと覚悟をきめた)とは違う資料を渡されました。その資料を見た時、思わず涙が出ました・・・これだったら何とかそろえれそうという提出書類一覧だったからです。月曜日、必要書類をそろえてアンジェのプレフェクチュールに行ってきます。きっと、うまくいきますように。

2016年11月27日 (日)

フランス語

Dsc_0002_2 週に3回仕事終わって語学学校に通ってます。授業ごとにテキストも違い4冊もあって、授業の進みも早くレベルも高めだから予習も欠かせないし、宿題もでます。やりたいことすべてにおいて不足しているのは、フランス語。楽しみつつ勉強します!パリにいるころ時間なくて勉強できませんでした。だから今こうして学校行って勉強できることが幸せだなぁと感じています。

笑顔で

Dsc_0001_1 今日、リュアンさんの店に行ったら新しいパン出てました。la brioche d'avant クリスマスの前に出るパンのようです。味はパネトーネ風。次回のアソシーエションの講習会の日程のことでリュアンさんと話したかったので、結局2つともの店をはしご・・みんな新しい仕事はどう?疲れてない?とどちらの店でも行くたびに声かけてくれるから優しいなぁって思います。他のパン屋でパンを買おうとは思えない、パンが好き以上に、こういうことがお客さんを惹きつけるのだと思います。

働く店の販売に立って2週間、常連のお客さんの顔もわかりだして、新しいタイプのレジは未だに複雑だけど、だいぶ慣れてきた今、今日数人のお客さんから、いつも笑顔でいいねって言ってもらえて、自分では意識してないにしろ、改めて大切にしなきゃって思いました。もっとフランス語勉強して、いろいろ話したい。。。

パンを販売してて、よく感じること、パンには作る人のパンに対する気持ちや、その時の気持ちがあらわれること、どういう思いで作ってるのかがよくわかる。絶対毎日パン食べてるお客さんはそれを感じてると思う。きれいな形のパンがいいというわけではなく、そういうものは日本と違いフランスで求められていない気がする、作り手の心の伝わるパン、味わいあるパン。

来週は、きっといろいろ考えるべきことがある時です。月曜はパリのプレフェクチュールにビザのことを確かめに、来週どこかでアンジェではじめてのパン屋の物件のビジット、仕事もどの店で販売か製造かとか今後のこと今の店のオーナーと話す予定で、いろいろ見えないことばかりだけど・・・・・アンジェに来れて仕事もできて語学学校も行けていろんな人と新しく出会えた今幸せだと神様に感謝しています。

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