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2018年5月

2018年5月22日 (火)

昨日日曜、日本語を教えてほしいというお客さんの家に行きました。頼まれたけど、正直時間のない今、とりあえず1回試しでやってみましょうということで・・・

その人の家に行き、庭でお茶しながら、その人の子供も一緒に日本語勉強しながらいろいろ話をしました。そういう中久しぶりに心から笑顔で笑っている自分に気づきました。

最近、笑うということ、心から笑うということを忘れていました・・・・しょうがないと思います,今までの道のりは険しかったし、気をずっと張り続けて、いろんなことに心配りし、起こってくる問題に対処し・・・・でも、今その自分の作り出す雰囲気が周囲にも影響しているのを、そのぎこちなさを感じていました。

それを日曜の午後のひと時の。店のことから離れた、そのたわいもない時間が大切な何かを思い出させてくれました。お客さんとのそんな出会いにとても感謝。

2018年5月12日 (土)

一年前の今頃どうしてたかってふと考えてみた。まだ仮ビザのままビザを待ち続けてた・・・母が亡くなり…まだ物件を一生懸命探してた・・・ちっちゃな屋根裏部屋で暑くて洗濯機もなくて手洗いしてた・・・

2年前の5月、パリにいた…人生で一番つらかった時・・会社から出てけば・・・と言われビザも家も失うかって、順調だった今までのパン人生の中で自分を否定され結果を残せなかった,私の中の最高の学びの時。

今、自分の店ができて,常連のお客さんとあいさつを交わし、会話をし、その人たちのためにパン焼いてる、考えながら、新商品にもチャレンジしながら、まだまだいつも完全じゃない自分だけど・・・自分で作った壁に悩んだり・・・でも、この2年精いっぱい頑張ってきた…そう思えた。どんなに底でも,先が見えなくても、自分の心信じて少しずつでも前に進んできた。

だから、今ここにいる、たくさんの人へのありがとうの上に、今の自分がある。

2018年5月 6日 (日)

Dsc_1120 フランスは、今暑い日と肌寒い日がいろいろ混じってます。店に空調がないので,クリームパンやパンオレザンなど自家製カスタードの商品をやめました。そしたらたくさんのお客さんから,クリームパンは??ないのという声があり、こんなにも人気だったんだ・・好きになってくれる人がいたんだってすごくわかりました。ということで、商品を少し切り替えました。

ショーソンシトロンやパンアラロゴンジュなどレモンやオレンジを使ったものを出したら、その子たちも人気でした!よくフランス人は変わらないことが好きで、変わらないものが好きと聞きますが,日本人と同じで新しいものすぎじゃないの~と感じた次第です。

先月発売したパンドロデブもどんなパンなのって散々聞かれましたが、特に年配の方を中心にとてもおいしかったって言ってもらえたし、思ったよりよく売れました。今月は、アルザスのパン、パンアラビエールを売ってます。久しぶりに作ってみたらすごくおいしかった~

Dsc_1121 今月のメロンパンは、シナモンンレーズンメロンです。2月はフランボワーズメロン,3月はチョコチップメロン,来月はレモンかな…と思ってます。

フランスのお客さんは直接話をしてくれます。日本人は基本恥ずかしがりだからあまり人に話しかけて自分の意見を述べませんが・・・・フランス人はすぐに自分の思いを伝えてきます・・・常連のお客さんは定休日前は一日に2回も店に来てくれる人がいます。その日の分と休みの間の分・・・オープンして5か月近くが経ち、顔なじみのお客さんが増えました。その人たちのためにパンを焼けていることがとてもうれしく思えます。あなたのパンは美味しいというその言葉に,いろんな大変さもふっとぶくらい支えられています。

今日は、母の命日です。ほんとうは母に私の焼くこの店のパンを一番食べさせたかったけど、それができなかった分、私はこれからも一人でも多くの人のために美味しい、心も喜んでくれるようなパンを焼いていきたいです。食べるということは、生きていくうえでとても大切なことだということを母の死を通して強く感じました・・・だから私は心のこもったおいしいパンを,自分の置かれたこの場所で一生懸命焼いてゆきます。

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